予約システムを徹底比較!-プロが教える導入前に必ず知っておきたいポイント- 2/5(全5回)

予約システムをどのように選んだらよいかわからないという方のために全5回のシリーズで予約システムを導入検討、比較するときの流れと必ず確認しておきたいポイントをご紹介します。

第2回は「業種」を切り口とした検討のポイントについて説明します。

自分のビジネスがどの業種になるか確認する

予約システムを選定する場合、まず自分のビジネスがどの業種に属しているのかを確認します。

多業種に対応した汎用的な予約システムの場合、業種で予約タイプを分類している場合が多く、ホームページの説明や資料、オンラインデモも業種別に用意されているので、導入した時の運用フローや操作性をイメージしやすくなります。

関連記事:4つの予約タイプについて

業種によっては専門性が高い特化型のシステムも候補に

また、業種によってはより専門性が高く、特化したタイプの予約システムが提供されており、予約管理以外の顧客管理や販売管理といった業務もまとめてできるものもあるため、そういった製品、サービスも比較検討しやすくなります。

予約システムにおける業種ごとの特徴やトレンド

弊社で分類している業種は、

教室・スクール・塾

会議室・施設

サロン・エステ

イベント・セミナー

医療・クリニック

飲食業

設備・レンタル

ホテル・旅館

の8業種です。

それぞれの業種毎に特徴やトレンドを挙げていきます。

教室・スクール・塾

講座のカリキュラムや時間割の予約だけでなく、入塾相談会、就職相談会の予約、自習室の予約など、予約管理したいもの(対象)が多岐にわたるケースが多いため、予約対象によって予約タイプを変える、または組み合わせる必要があります。

特化した予約システムはあまりなく、汎用的な予約システムで対応するのが一般的ですが、独特な運用ルールがネックになることが多いのも特徴です。

会議室・施設

大きく貸し会議室・ホールやレンタルルームといったレンタルビジネスと、社内会議室などの社内利用用途の2つがあります。

貸し会議室などのレンタルビジネスは、利用者が開始時間と利用時間を選んで予約するだけのシンプルな運用になるため、この予約タイプが使えるシステムであれば、導入に困ることは少ないでしょう。

社内会議室も基本的には貸し会議室と同じ運用になりますが、既存の社員マスタと連携したシングルサインオンの実現や、会議室の入退室管理、施錠管理との連携も同時におこなわないと効率化につながらないことも多く、これに特化した製品もたくさん出回っています。

関連記事:貸し会議室の予約システムをもっと便利に使うには?

サロン・エステ

専門性の高い特化型の予約システム、サービスが発展している業界です。

Web予約だけでなく、顧客管理、販売管理やPOSレジと一体型になったシステムが多数あり、リピーターの囲い込みを目的に顧客管理に重きを置いているものが多いのも特徴です。

雑誌媒体と連動した集客サービスにシステムの提供が含まれているケースもあり、主に集客を目的とする場合はこの切り口で比較検討してもよさそうです。

イベント・セミナー

開催日と時間で予約枠を決めて定員まで予約を受け付けるシンプルな運用になるため、この予約タイプが使えるシステムであれば導入に困ることはあまりありません。

期間限定のイベントやセミナーの場合は、短期間だけシステムを利用できるサービスだと費用を抑えられます。

来場者の入退場管理や、事後アンケート、メールフォロー機能などセミナー運営に必要な機能が提供される特化型のサービスも多数あります。

医療・クリニック

業種としては、病院や歯科などの医療機関のほかに、整体・鍼灸・マッサージも含まれます。

一般診療の予約以外に、定期健康診断、人間ドックの予約があります。

一般診療は来院、受付後の順番待ちになるケースが多く、一般的なWeb予約はあまり浸透していませんが、定期健康診断は一般企業の人事・総務部門や健保組合を通して予約システムが提供されることがあり、汎用的な予約システムはこの用途で導入いただく機会が多いです。

関連記事:定期健康診断の予約について

人間ドックも自由診療として実施している医療機関が導入することがありますが、現在は集客サービスとセットで提供されるものが主流です。

病院や歯科などの医療機関向けには、電子カルテやレセプトなどとともに統合型の医療情報システムの一機能として予約システムが提供されることもあります。

飲食業

飲食業もこれに特化した専門性の高い予約システムが提供されている業種です。

Web予約だけでなく、特に飲食店舗での利用を想定したタブレット端末で電話予約の受付から顧客管理までできるようになっているものが多く、座席の管理やコース、メニューの管理も飲食業向け特化することで、操作性、利便性を高める工夫がなされています。

雑誌媒体、インターネットメディアが集客を担っているため、これと連携して予約できることも特化型サービスの大きな魅力になっています。

設備・レンタル

業種としては、撮影スタジオやテニスコートやフットサルコート、ゴルフ練習場などの設備や機材レンタル、レンタカーのほかに、工場見学、施設見学などが含まれます。

予約したいものによって使うべき予約タイプが異なるため、自分の業種に合う予約タイプが提供されているかどうかをしっかりと事前に確認しておく必要があります。

一般的に、撮影スタジオや機材のレンタル、レンタカーは利用者が開始時間と利用時間を選んで予約するタイプのものを使用します。

工場見学や施設見学は、予め決めた場所と時間で予約するタイプを使用しますが、駐車場や送迎バスの利用有無など、オプションを予約時に選択できるものが必要になるケースが多いです。

関連記事:工場見学の予約システム導入で検討すべきポイント

フットサルコートは、マッチメイク(試合相手とのマッチング)機能などのついた特化型のサービスもあります。

ホテル・旅館

ホテル・旅館業は早くからインターネット予約が発展している業界で、それに特化したサービスが数多く提供されています。

ホテル予約のポータルサイトで集客も含めて予約をおこないますが、最近はポータルサイトの手数料が収益を圧迫する理由から、自社Webサイトで自前の予約システムを提供するケースが増えています。

しっかりした集客経路がある程度できあがっていて、ポイントプログラムなど利用者にポータルサイト経由以上のメリットを提供できる場合には導入価値が見込めます。


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